2025年– date –
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近未来の通知表を考える
【はじめに】 学校において「通知表」は、子どもや保護者にとって最も大きなインパクトを与えるもののひとつです。学期末に渡されるその1枚に、子どもたちの日々の努力や成長が凝縮され、親子の会話が生まれ、時には子ども自身の自己評価にも大きく影響し... -
AI襲来!AI時代を生きる私たちについて考える
【はじめに】 ChatGPTやGeminiに代表される生成AIが登場し、教育や研究の在り方に大きな変化をもたらしています。論文や教材研究もAIで作成できる時代に突入しつつある今、私たちは「AIをどう使うか」だけでなく、「人間として何を大切にするか」を問われ... -
週に1度道徳授業をする意味
【はじめに】 年度初めの学級開きに道徳の授業を取り入れることには、深い意味があります。子どもたちと関係を築き、本音で語れる場をつくるためには、日常の授業とは異なる“特別な時間”が必要です。今回は、なぜ道徳授業を週に1度行うことが大切なのか、... -
子どもたちのもつ道徳授業における問題とは?
【はじめに】 大学院での学びの中で、指導教官とのやりとりから「道徳授業における問題解決」について深く考える機会がありました。今回は、教材選定や授業づくりを通して見えてきた、子どもたちが本当に向き合うべき“問題”とは何かを探ります。 【】 ある... -
問題解決は根っこを見よ
【はじめに】 学校現場は慌ただしい日々が続いています。私自身もICT担当として新たな立場で動き出し、日々さまざまな課題に向き合っています。そんな中で実感しているのが、「問題の根っこを見ているか?」という問いの重要さです。 【立て続けに起きたシ... -
リーダーの仕事は未来を考えるということ
【はじめに】 日々の忙しさに追われていると、つい「目の前の仕事」に意識が集中してしまいます。でもふと立ち止まって考えてみると、「リーダーの仕事とは何か?」という問いにたどり着く──私は最近、それは「未来を描くこと」だと強く感じています。 【... -
指導哲学セミナーを振り返る ─ 自覚化を前提とした関係性づくり
【はじめに】 「あなたは何を大切にして子どもと向き合っていますか?」そんな問いかけから始まった、指導哲学セミナー。ただの“価値観探し”ではなく、これまでの自分自身の歩みをたどり、現在の関係性の中で「自分はどんな教師でありたいか」を見つめ直す... -
情報化社会を生きる私たちがなすべきこと
【はじめに】 2025年度がスタートして、すでに8ヶ月が経ちました。私自身も今年度から担任を外れ、学校全体を見渡す立場で動くようになって数ヶ月──日々の業務に取り組む中で、改めて実感していることがあります。 それは、「情報をどう扱うか」が、これか... -
私が模擬授業にこだわる理由
【はじめに】 研修の場で私が大切にしていること、それは「模擬授業を通じた学び」です。なぜ模擬授業なのか?──今日はその理由と、最近の研修会での実践をもとに、私なりの考えをお伝えします。 【実際にやってみることで伝わること】 講義や話だけでは伝... -
大切な場を見失うな ─ SNS時代に大切なこと
【はじめに】 今年の3月2日、ネクスト道徳の発表会が開催されました。若手から中堅、ベテランまで、実践を語り合う素晴らしい学びの時間。登壇者たちは、直前まで講師陣とともに何度も手直しを重ね、本番では本当に見事な発表を届けてくれました。 しかし...