教育観・価値観– category –
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人が魅了されるものの条件
【はじめに】 長期休暇に家族で東京を訪れ、池袋のポケモンセンターや、としまえん跡地のハリーポッタースタジオを体験しました。そこに集まる膨大な人の姿を目の当たりにし、「人を魅了するものの条件」について改めて考えるきっかけになりました。 【】 ... -
対話と協働の次のフェーズを考える
【はじめに】 「主体的・対話的で深い学び」という言葉が広く知られるようになり、教育現場では“対話”や“協働”が重視される時代になりました。けれども、ただ「話し合う」や「仲良く協力する」だけで終わってはいないでしょうか。今回は、これからの時代に... -
50代に向けて積み上げる時に大切にしたいこと
【はじめに】 40代を迎えてから、「50代をどう生きるか」を意識するようになりました。肩書きや地位を目指すのではなく、自分の納得感を持ちながら充実した日々を過ごす。そのために今、大切にしたいことを整理してみました。 【】 校長や研究ポジションの... -
立場が変わったら、視座を上げようとしてみる
【はじめに】 4月、新しい年度の始まりは環境や役割の変化が重なる時期です。転勤や役職の変更、学級や職員室のメンバーの入れ替わり…。新しいリズムをつかむまでに時間がかかり、もどかしさを感じる方も多いのではないでしょうか。私自身も今年度から新し... -
令和の時代の教師の力量を考える
【はじめに】 「教師の力量」と聞いて、どんな力を思い浮かべるでしょうか。授業を組み立てる力、教材を読み込む力、子どもと関係を築く力…。確かにどれも大切ですが、果たして力量はその先生“個人”の中だけに閉じているものなのでしょうか。今回は、令和... -
近未来の通知表を考える
【はじめに】 学校において「通知表」は、子どもや保護者にとって最も大きなインパクトを与えるもののひとつです。学期末に渡されるその1枚に、子どもたちの日々の努力や成長が凝縮され、親子の会話が生まれ、時には子ども自身の自己評価にも大きく影響し... -
情報化社会を生きる私たちがなすべきこと
【はじめに】 2025年度がスタートして、すでに8ヶ月が経ちました。私自身も今年度から担任を外れ、学校全体を見渡す立場で動くようになって数ヶ月──日々の業務に取り組む中で、改めて実感していることがあります。 それは、「情報をどう扱うか」が、これか... -
私が模擬授業にこだわる理由
【はじめに】 研修の場で私が大切にしていること、それは「模擬授業を通じた学び」です。なぜ模擬授業なのか?──今日はその理由と、最近の研修会での実践をもとに、私なりの考えをお伝えします。 【実際にやってみることで伝わること】 講義や話だけでは伝... -
大切な場を見失うな ─ SNS時代に大切なこと
【はじめに】 今年の3月2日、ネクスト道徳の発表会が開催されました。若手から中堅、ベテランまで、実践を語り合う素晴らしい学びの時間。登壇者たちは、直前まで講師陣とともに何度も手直しを重ね、本番では本当に見事な発表を届けてくれました。 しかし... -
シンプルよりも、あえて「複雑性」を取るという選択
【はじめに】 「余白を大切に」「選択肢は絞るべき」──ミニマルなスタイルや効率重視の考え方が、あらゆる場面で注目される今。教育の現場においても、「わかりやすさ」や「均一性」が良しとされがちです。でも本当に、すべてを“シンプル”に整えることが、...