はじめに
「次のステージに進みたい」
「もっと挑戦の機会を広げたい」
そんな想いを持ちながら、どう動けばいいか迷っていませんか?
今回は、キャリアアップを目指す先生に向けて、私自身の経験からお伝えしたい「3つの心得」をお届けします。
チャンスは、どこからくるかわからない
ある年の年始、私はとある出版社に何通か年賀状を出しました。
数年前にご縁があったものの、しばらく音沙汰がなかった編集者の方から、
「本づくり、改めていかがでしょう?」という連絡が突然届いたのです。
そこから生まれたのが、後にシリーズ化された『主任シリーズ』。
教務主任→研究主任→生徒指導主任→学年主任と広がっていったきっかけは、
たった1枚の年賀状だったのかもしれません。
どこで誰があなたを見ているか、何がチャンスになるかは本当にわからない。
だからこそ、日々の小さな行動が、未来の扉を開くのだと思います。
キャリアアップの心得①:上司と話す
まず大切なのは、上の立場の人と積極的に対話することです。
校長先生や教頭先生が、どんな視点で学校を見ているのか。
それを直接感じ取ることで、自分の仕事観や視野が大きく変わってきます。
すれ違いざまでもいい。雑談でも構いません。
「自分の考えを伝える」「相手の考えを聴く」その繰り返しの中に、
信頼関係や学びの種が生まれていきます。
キャリアアップの心得②:頼まれたら、断らない
何かを頼まれたとき、「それはチャンスだ」と思えるかどうか。
私自身、18年間「頼まれたら断らない」を信条に、
ときには背伸びをしながら、様々な挑戦を重ねてきました。
「頼む」という行為は、相手からの信頼の証です。
だからこそ、引き受けた仕事は丁寧に、誠実に取り組む。
それが、次の機会を呼び込む循環につながっていきます。
キャリアアップの心得③:自分の考えを持つ
こただ言われたことをこなすだけでは、次にはつながりません。
大切なのは、「自分の考え」を持ち、それを言葉にできること。
「私はこう思います」「こうしてみたらどうでしょう」
そうした姿勢が、周囲に信頼を与え、議論や共創の空気をつくります。
意見を持つとは、対立することではなく、対話を生むこと。
キャリアを切り拓く上で、欠かせない力のひとつだと感じています。
終わりに
・上司と話す。
・頼まれたら断らない。
・自分の考えを持つ。
この3つを意識することで、あなた自身のキャリアの可能性は大きく広がっていきます。
チャンスは、目の前の行動の先にあります。
ぜひ今日から、一歩を踏み出してみてください。
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