はじめに
この数年を振り返って、あらためて実感するのは、
「人との出会いが自分の人生を切り拓いてきた」ということです。
研究・実践・仕事・キャリア──
すべての起点に、「誰かとの出会い」があった。
そんな原点を、いま一度大切にしたくなる出来事がありました。
一人の出会いが、道をひらく
大学院で出会ったゼミの先生とのご縁から、
多くの研究者や現場の先生方とのつながりが生まれました。
たとえば、附属小学校で授業をする機会をいただいたこと。
大学の先生方と、実践やキャリアについて深く語り合えたこと。
さらには、自分がこれから目指したい道をすでに歩んでいる先輩と
連絡を取り合えるようになったこと。
どれも、最初の一人との出会いがきっかけでした。
つながりが、学びと未来を広げていく
一人との出会いが、次の誰かにつながり、
輪のように広がっていくことを何度も体験してきました。
- 同じゼミの縁で話が盛り上がる研究者仲間
- 共に学ぶことが刺激になる大学の先生方
- 道徳を語り合える校長先生との偶然の再会
自分が「この人と一緒に学びたい」と思える方とのご縁は、
人生そのものを前向きに変えてくれるのだと感じています。
新しい道徳も、待っているだけではやってこない
よりよい道徳、これからの時代に合った教育は、
誰かが用意してくれるものではありません。
自分たちが問い、学び、語り合い、つくっていくもの。
その営みの中でこそ、「新しい何か」が生まれてきます。
・誰かの記事を読む
・論文にふれる
・少し勇気を出して連絡を取る
・子どもとの対話からヒントを得る
日常の中にある一歩一歩が、
未来をつくる種になるのだと思います。
まとめ:すべてのはじまりは、“誰か”との出会いから
学びを深めたい、キャリアを広げたい、人生を動かしたい。
そう思ったときに必要なのは、
「人との出会いに心を開いておくこと」かもしれません。
どこで出会うかはわからない。
でも、確かに言えるのは──
その一人との出会いが、自分の未来をつくっていくということです。
📻 まるしん先生の教育ラジオ、聴いてみませんか?
今回ご紹介した内容は、
日々の実践や研究の気づきをリアルに語る
有料音声配信「まるしん先生の教育ラジオ」でお話ししています。
授業づくりに悩んだとき、
キャリアのヒントが欲しいとき、
ほんの少し立ち止まりたいとき──
先生方の毎日にそっと寄り添うラジオです。
移動中やすきま時間に、ぜひ耳を傾けてみてください。