はじめに
授業準備や学級経営、さらには自分の学びや研究。忙しい日々を支えてくれるのが、ノートパソコンです。けれども「どれを選べばよいのか」「AIをどう使えば効率が上がるのか」と迷うことはありませんか?私自身、買い替えを検討したことをきっかけに、改めて「自分にとって本当に必要なもの」を考える機会になりました。今回は、パソコン選びの視点とAI活用の工夫について綴ります。
妥協できないノートパソコン選び
私が重視しているのは、軽さ・バッテリーの持ち・処理速度です。
通勤や出張で持ち歩くことを考えると、重量がわずか数百グラム違うだけでも毎日の快適さは大きく変わります。授業の合間に開いてもすぐに立ち上がる処理速度、校外研修でも充電を気にせず使えるバッテリー。パソコンは数年間ともに過ごす“相棒”だからこそ、価格よりも妥協できない部分があります。これは、教室で子どもたちに使う教材を選ぶときに「安さより学びやすさ」を優先する感覚と似ています。
研究と授業を支えるAIの力
ここ数年で、AIは教育現場や研究活動に欠かせない存在になりました。例えば研究計画を立てるとき、関連する論文の収集や分類はAIに任せると大幅に効率が上がります。授業づくりでも、アイデア出しや教材の整理をAIに手伝ってもらうことで、先生自身は「子どもにどんな問いを投げかけるか」に集中できます。AIが整えてくれる土台があるからこそ、授業も研究もより深いところに力を注げるのです。
AIを使いこなすために大切なこと
ただし、AIに丸投げするのでは意味がありません。大切なのは「自分がどんな授業をつくりたいのか」「研究で何を明らかにしたいのか」という方向性を持つことです。AIは与えられた指示には優れた力を発揮しますが、指示があいまいであれば期待する成果は返ってきません。つまり、AIを活かすためには、まず自分自身の軸を明確にすることが必要です。
おわりに
ノートパソコン選びもAI活用も、結局は「自分が何を大切にしたいか」から始まります。機能や費用の比較にとどまらず、「自分の授業や研究にどう貢献してくれるのか」という視点を持つこと。そうした選び方や使い方が、これからの学びを支える力になるのだと思います。道具はあくまで道具。だからこそ、先生自身が主役として、その力を上手に引き出していきたいですね。
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