はじめに
博士課程に進む準備の中で、私は「学問をまたぐ」という課題に直面しました。道徳教育を中心に研究してきた私にとって、社会学という新しい領域に挑むことは大きなハードルです。今回は、研究計画書作成の過程を通して感じた「学問をまたぐこと」の意味について考えてみたいと思います。ます。
学問をまたぐことは必要か
結論から言えば、学問をまたぐことは新しい価値を生み出すために不可欠です。ひとつの学問領域だけでは見えない視点や問いが、異なる分野に触れることで浮かび上がります。道徳教育もまた、社会の変化や子どもの背景と無関係ではいられません。だからこそ「学びを横断すること」が求められるのです。
道徳教育+社会学の出会い
指導教官から言われたのは「道徳教育だけでなく、もう一つの学問を学びなさい」という言葉でした。私が選んだのは社会学。しかし、論文を読んでも研究者の名前すらすぐに出てこない。ゼロからの挑戦は想像以上に大変でした。それでも、子どもの人権や家庭背景を考えるとき、社会学の視点は必ず力になると確信しています。
不安を超えて積み上げる
計画書づくりでは、論文の引用や研究史の把握に時間をかけました。
正直、焦りや不安で立ち止まることもあります。それでも、少しずつ読み進め、先生方との対話を重ねるうちに理解が深まり、道徳教育との融合点も見えてきました。「すぐに成果を出す」ことよりも、コツコツ積み上げること。その姿勢こそが未来につながると信じています。じています。
おわりに
学問をまたぐことは簡単ではありません。しかし、その困難の先にこそ、新しい研究や教育の可能性があります。自分の経験と、新しい学びを融合させる日を楽しみに、これからも挑戦を続けていきたいと思います。
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