超高齢化社会を迎えた道徳の未来を考える

目次

はじめに:高齢社会は道徳教育の新しいテーマになる

日本は世界でも類を見ないスピードで高齢化が進んでいます。
その現実は、教育現場における道徳の授業にも大きな意味を持ちます。
これからの道徳教育では、子どもたちが「世代を超えてどう支え合うか」を考えることが、ますます重要になるのです。

社会の変化に応えるのが教育の役割

教育の目的は、社会を生き抜く力を育むことです。
高齢社会では「命の尊さ」「世代間の関わり」「共に生きる姿勢」などが、子どもたちにとって避けて通れないテーマになります。
学校が社会とつながり、その現実を学びに取り入れることこそが、教育の使命です。

地域とつなぐ道徳授業

たとえば私の経験では、地域のお年寄りに授業に来てもらい、生き方や経験を語ってもらう取り組みを行いました。
教科書の文章だけでは伝わらない「生の声」に触れた子どもたちは、目を輝かせて耳を傾け、授業後の感想には「命を大切にしたい」「人を助けたい」という言葉が並びました。
こうした実感を伴った学びこそが、子どもたちの心に残る道徳教育につながります。

おわりに:変化する社会に合わせて道徳を再設計する

道徳教育は、時代の変化を映す鏡です。
超高齢化社会という現実を前に、教師が問いを投げかけ、子どもと共に考えることが、未来を担う世代にとって大切な財産となります。
「これからの社会をどう生きるか」──その問いを一緒に探す授業づくりを、私たちは進めていきたいですね。

ラジオ配信についてのお知らせ

これまで「まるしん先生の教育ラジオ」(stand.fm有料チャンネル)として配信してきましたが、今後は Voicyでの配信に切り替えていきます📻✨

『まるしん先生の道徳チャンネル!!』では、子どもたちの声を大切にした道徳授業づくりの工夫や最新の研究・実践を、より多くの先生方にお届けしていきます。

日々の授業づくりに役立つヒントを“すきま時間に耳から学べる”番組です。
ぜひフォローして、毎日の配信をチェックしていただけたら嬉しいです😊

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