はじめに
AIが身近になった今、教育現場や研究にどう取り入れるかが大きなテーマになっています。
私自身もChatGPTを使って実際に書籍原稿を書いてみる挑戦をしました。試してみると、AIは「代わりに書く存在」ではなく、「伴走者」としての役割を持つことが見えてきました。
AIは方向性があってこそ力を発揮する
ChatGPTは膨大な情報を整理し、短時間で文章を生成する力を持っています。
しかし、ただ指示を出すだけでは期待通りの成果は得られません。大切なのは「どのような原稿にしたいのか」「どんな視点を大事にしたいのか」を人間の側がはっきり示すこと。方向性が定まって初めて、AIの力は生きてきます。
人とAIが協働する原稿づくり
私が実際に取り組んだのは、経験やエピソードを整理したうえで、それをChatGPTに投げかけて下書きをつくってもらう方法です。短時間で文章が形になり、そこに自分の体験や研究成果を肉付けすると、効率的かつ整理された原稿が出来上がりました。「丸投げ」ではなく「協働」という姿勢で取り組んだことで、AIのスピードと人間の経験がかけ合わさったのです。
AI時代に必要な視点
AIの登場は「人間の仕事を奪う」脅威ではなく、「新しい可能性を広げる」機会でもあります。教育や研究においても、AIを拒むのではなく伴走者として活かすことで、学びや働き方に新しい地平が開かれます。人間が大切にすべき軸を持ち続ける限り、AIは強力な相棒になります。
おわりに
ChatGPTを使って書籍原稿を書いてみたことで、AIをどう位置づけるかが見えてきました。AIは人間の代わりではなく、共に学び、創る相棒です。人の経験とAIのスピードが組み合わさったとき、未来の教育や研究に新しい可能性が広がるのだと思います。
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