はじめに
博士課程への出願準備の中で、研究計画書を指導教官候補の先生に見ていただきました。
結果は予想以上に厳しく、「甘い」「根拠が薄い」とバッサリ斬られる体験に。正直、悔しさも大きかったですが、その経験を通して「研究者として必要な姿勢」が少し見えてきました。今回はその学びを振り返ります。
厳しい指摘は「伸びるチャンス」
徹底的に斬られたからこそ、自分の弱点が明確になりました。あの体験がなければ、気づかないまま先に進んでいたと思います。厳しさの裏には「もっと良くなる」という期待があるのだと気づかされました。しました。
研究は「論理」と「整合性」が命
研究計画書では、段落のつながりや引用の根拠、論理の筋道が厳しく見られます。授業や学級通信なら感覚や勢いで伝わる部分もありますが、研究の世界ではそうはいきません。「パワーポイントよりも文章を書け」と言われたことは、研究者として大切な基盤を突きつけられた瞬間でした。
その場で構成を組み直す体験
実際にいただいた指導は具体的でした。「この順番で書き直しなさい」と構成を組み替えてくださり、計画書の骨格そのものを整えてもらったのです。フォントサイズひとつにまで決まりがあると知り、「研究の世界には作法がある」と実感しました。悔しさを感じつつも「未知の世界に飛び込んだ爽快感」がありました。
悔しさを力に変えていく
厳しい指摘は自分を否定するものではなく、伸びるための機会です。授業づくりや学級経営も同じで、外の視点に触れることで改善点が見えてきます。研究計画書づくりを通して学んだのは、「悔しさの先に成長がある」ということ。これからもコツコツ積み重ね、必ず芽を出すと信じて挑戦を続けていきたいと思います。
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