情報化社会を生きる私たちがなすべきこと

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はじめに

2025年度がスタートして、すでに8ヶ月が経ちました。
私自身も今年度から担任を外れ、学校全体を見渡す立場で動くようになって数ヶ月──日々の業務に取り組む中で、改めて実感していることがあります。

それは、「情報をどう扱うか」が、これからの働き方の鍵になるということです。役割が変わったからこそ見えてきた、情報整理と活用の重要性について、今回は考えてみたいと思います。

あふれる情報に“呑まれない”ために

今の社会は、まさに「情報に溺れる」時代です。
チャット、資料、リンク…パソコンを開けば無数の情報が飛び交い、どれが重要で、どこに何があるのかを把握するだけでもひと苦労。特に立場が変わるタイミングでは、自分が受け取る情報の“質”も“量”も一気に変わります。

それでも私たちは、その中で確実に役割を果たさなければならない。だからこそ、情報の整理は単なる作業ではなく「仕事を前に進めるための基盤」なのです。

情報を「持つ」から「使える」へ

私が最近取り組んでいるのは、「情報の見える化と一元管理」です。
AIを活用した図解サービスや、Notionのような情報整理ツールを使うことで、頭の中を整理し、行動に移しやすい状態をつくっています。特にNotionでは、予定や資料、タスクを1か所に集約することで、「次に何をすべきか」が格段にクリアになりました。

ポイントは、「どこに何があるかが自分で分かること」。それが、変化の時代を生き抜く力になると感じています。

ツールは手段、自分の“ポータル”を育てよう

使うツールは何でも構いません。大切なのは「ここを見れば自分の必要な情報がわかる」という“自分用の情報ポータル”を持つことです。
受験も、研究も、研修も──すべては正しい情報を、正しいタイミングで使えるかどうかにかかっている。だからこそ、整理された情報環境を自分の手でつくっていく必要があるのです。

おわりに

情報化社会において、「自分の役割を果たす」とは、ただ努力することではなく、“必要な情報にアクセスし、活かせる状態をつくる”ことでもあります。
与えられた役割に応えるために、私たちは情報とどう向き合うか。どんなに便利な時代でも、それを扱うのは人間自身です。

変化のなかで見失わないために──
情報の整理と、自分の役割への自覚。
この2つを軸に、2025年度も歩んでいきたいと思います。

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今回ご紹介した内容は、
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