はじめに
何かを始めたいと思っても、なかなか続かない。
いいと思ったことを取り入れてみても、いつの間にか元に戻ってしまう。
そんな経験、ありませんか?
今回は、私自身が最近取り組んだ「新しい習慣」と、その中で見えてきた「続けるためのヒント」についてお話しします。
習慣づくりに悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
「腰を痛めた」ことが、生活を見直すきっかけに
実は最近、私は久しぶりに腰を痛めてしまい、しばらくの間、日常生活にも支障が出るほどの状態でした。これまでは数日で回復していたのですが、今回は2〜3週間経ってもなかなか治らず、仕事にも影響が出てしまう状況に。
このままではマズいと感じ、整体に通いながら、自宅でできる運動を少しずつ始めました。
特に意識したのが「歩くこと」と「ストレッチ」。休み中は毎日1万歩を目標に、体を動かす時間を確保しました。
習慣化のカギは「記録」と「必要感」
今回、うまく習慣化できた理由は大きく2つあります。
1つ目は、強烈なショック体験があったこと。
「このままでは動けなくなるかもしれない」という危機感が、行動を後押ししました。
2つ目は、記録をとったこと。
スマートウォッチで歩数を記録し、毎日の積み重ねを“見える化”することで、自然とモチベーションが高まりました。
新しいことを取り入れるときは、何かを手放す
現代は情報にあふれた時代です。
SNS、動画、ニュース…気になることをどんどん吸収したくなりますが、その分、生活はどんどん“パンパン”になっていきます。
ちょうど、クローゼットに服を詰め込みすぎて新しい服が入らないように、新しい習慣を取り入れるときには「何かをやめること」が必要です。
私が意識したのは、「スマホ時間を減らすこと」。
SNSの反応を気にして無意識に触れていた時間をぐっと減らすことで、新しい時間の余白が生まれました。
学級づくりにも通じる「取捨選択」
この話は、実は学級づくりにも通じます。
教員生活の中で、たくさんの実践やアイデアを学ぶ一方で、「全部取り入れるのは無理だな」と感じる瞬間が来ます。
そのときに大切なのが、「自分のクラスに本当に必要なことは何か?」と問い直すこと。
知識やノウハウを取捨選択し、自分のスタイルを組み立てる作業こそが、実は学級経営の土台になっていきます。
新しい習慣を取り入れるときには、
- なぜ取り組むのか(必要感)
- どう続けていくのか(記録)
- 何を手放すのか(余白づくり)
この3つを意識してみてください。
きっと無理なく、自分にフィットする形で継続できるはずです。
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今回ご紹介した内容は、有料音声配信「まるしん先生の教育ラジオ」にて詳しくお話ししています。
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