目次
はじめに
「やる気が出ないな…」
そんなとき、あなたはどんなふうに気持ちを立て直していますか?
今回は、教師としての仕事に向かう中で、自分自身のモチベーションをどう保ち、どう高めていけるのか。私自身の経験をもとに、考えてみたいと思います。
モチベーションは、「楽しさ」から立ち上がる
教師という仕事は、日々変化の連続です。
その中で、何に楽しさを感じられるかが、自分のモチベーションの軸になります。
たとえば私は、何か新しいことに挑戦しているとき──
特に「誰かと一緒に取り組んでいるとき」に大きな楽しさを感じます。
それは、道徳教材を共同開発したときも、教科書活用の研究を始めたときも、同じでした。
大切なのは、“誰と一緒に”何かをしているのか。
その関係性の中に、自分のやりがいや意欲が宿っているのだと思います。
「楽しさ」を感じる瞬間に、誰がいる?
もし今、少しやる気が落ちていると感じるなら──
あなたが「仕事が楽しい」と思ったとき、そこにいた人を思い出してみてください。
- 子どもたちと一緒に笑っていた瞬間かもしれません
- 同僚と意見を交わしながら教材を作っていたときかもしれません
- 保護者との対話の中で信頼が深まったあの場面かもしれません
「誰と一緒にいると、自分は前向きになれるのか?」
この問いは、自分のモチベーションの源泉を知る手がかりになります。
「自分の軸」が定まると、働き方が変わる
やりたいことが明確になれば、「そこに力を注ぐための働き方」が見えてきます。
たとえば──
- 本当に大切にしたい業務に集中するために、他の作業を効率的に終わらせる
- やりたい研究や活動のために、放課後の時間を確保する
- 張りのある毎日を過ごすために、仕事の“濃淡”をつける
「何のためにこの仕事をしているのか」
その問いに対する自分なりの答えが、モチベーションを自然と引き上げてくれるのです。
あなたが楽しいと感じる仕事の瞬間には、どんな人がいますか?
その人とのつながりの中に、あなたの「働く意味」がきっと見つかります。
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