はじめに
長期休暇に家族で東京を訪れ、池袋のポケモンセンターや、としまえん跡地のハリーポッタースタジオを体験しました。そこに集まる膨大な人の姿を目の当たりにし、「人を魅了するものの条件」について改めて考えるきっかけになりました。
空想の世界に惹きつけられる理由
ポケモンもハリーポッターも、実際には存在しない“空想の世界”です。
人間が創り出したフィクションでありながら、現実を超えて人を動かす力を持っています。
触れることはできないけれど、心を動かす存在。それこそが人を惹きつける大きな要素ではないでしょうか。
世界観の強さが人を動かす
広告業界でも同じことが言えます。
ドコモの「森の木琴」のCMは、携帯電話を直接宣伝するのではなく、森の中を木の球が転がり音を奏でる映像で「世界観」を表現しました。
商品の説明ではなく、世界観に人は心を動かされる。この共通性を強く実感しました。
コロナ前後で変わった「集まる力」
かつてセミナーを開催すると、簡単な告知でも数十人〜百人が集まりました。
しかし今は、同じように準備しても集客が難しい時代です。情報の受け取り方が変わり、人を動かすのが難しくなった分、“強い世界観”がより必要になっていると感じます。
おわりに
人が魅了される条件──それは「世界観に没入できること」です。
ポケモンやハリーポッター、あるいは広告やイベントも同じ。人は理屈よりも感情で動きます。だからこそ教育や研究の現場でも、自分がつくる世界観をどう示すかが問われているのではないでしょうか。
ラジオ登録のご案内
ラジオ配信についてのお知らせ
これまで「まるしん先生の教育ラジオ」(stand.fm有料チャンネル)として配信してきましたが、今後は Voicyでの配信に切り替えていきます📻✨
『まるしん先生の道徳チャンネル!!』では、子どもたちの声を大切にした道徳授業づくりの工夫や最新の研究・実践を、より多くの先生方にお届けしていきます。
日々の授業づくりに役立つヒントを“すきま時間に耳から学べる”番組です。
ぜひフォローして、毎日の配信をチェックしていただけたら嬉しいです😊
👉 Voicyはこちら:
https://voicy.jp/channel/916314