グループトークを使う場面とは

目次

はじめに

ペアトークは授業の導入でよく使われますが、では「グループトーク」はどんな場面で効果を発揮するのでしょうか。
今回は、ペアトークとの違いと、グループトークが生み出す学びの深まりについて考えます。

ペアトークとの違い

ペアトークはテンポがよく、クラス全体が一気に盛り上がります。
一方でグループトークは、3〜5人でじっくり話すスタイル。
話すテンポはゆっくりですが、その分、一人ひとりの意見を丁寧に聞く時間が生まれます。

深く考えたいときに効果的

ペアトークが「発散の時間」なら、グループトークは「整理と深化の時間」。
授業の導入でペアトークを行い、
中盤〜終盤にグループトークで意見を交わすことで、子どもたちの思考がより深まります。

グループダイナミクスの力

心理学者クルト・レヴィンが提唱した「グループダイナミクス」には、
多様な意見が交わることで新しい考えが生まれる力があります。
2人では思いつかなかった視点も、3人・4人と意見を重ねることで気づくことができるのです。

おわりに

新しい考えを生み出したいとき、迷いを言語化したいとき、
グループトークは最適な方法です。
授業の中で「考える時間」として、ぜひ意図的に取り入れてみてください。

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