初めて保護者面談をしたとき、私は「完璧な先生」を演じていました。
「大丈夫です。お任せください」
「しっかり指導しています」
自信を持って答えることが、信頼につながると思っていたからです。
でも、どこか空気が硬い。保護者との間に、見えない壁がありました。
目次
完璧さは、安心を生まない
ある日、保護者から言われました。
「先生、本当に大丈夫なんですか? なんだか心配で…」
その言葉に、はっとしました。
私は弱さを隠していただけで、信頼を築いていたわけではなかったのです。
次の面談で、勇気を出してこう伝えました。
「正直に言うと、少し迷っていたところでした」
すると、保護者の表情がやわらぎました。
「私も子育てで迷うことばかりです」と笑ってくれたのです。
信頼は「仲間になること」から始まる
それ以来、「完璧な先生」ではなく、「同じゴールを目指す仲間」として話すようにしました。
「お子さんのこと、一緒に考えさせてください」
そう伝えると、保護者の姿勢も変わりました。
協力し合う関係が、自然に生まれていきました。
教師は完璧である必要はありません。
誠実であることの方が、ずっと強いのだと思います。
まとめ
保護者面談で緊張するのは、責任感があるからです。
でも、背伸びをしなくても大丈夫です。
明日の面談で使える一言があります。
「私も迷うことがあります。だから一緒に考えさせてください」
その言葉が、壁を扉に変えてくれます。
完璧さより誠実さ。そこから信頼は始まります。

日々考えていることや、実践のヒントは公式LINEでもお届けしています。
興味のある方は、ぜひご登録ください。

