隣のクラスのベテランの先生が、保護者面談の1週間前からしていたことがあります。
それは、付箋に1日1枚、子どものよかった場面を書くことでした。
「○○さん、今日の掃除で自分から雑巾がけをしていた」
「△△くん、隣の子が困っている時に声をかけていた」
大きな出来事ではありません。
でも、その先生は毎日1枚ずつ、淡々と書きためていました。
目次
保護者がいちばん知りたいこと
その先生は言っていました。
「学校での様子は見えないから、これだけでもすごく喜んでくれるのよ」
実際、面談後に廊下ですれ違う保護者の方は、笑顔で帰っていくことが多かったです。
保護者がいちばん知りたいのは、
「うちの子は大丈夫か」
ということなのだと思います。
だからこそ、面談の最初に
「ちゃんと見ています」
が伝わると、空気がやわらぎます。
課題の話は、そのあとでいい
もちろん、面談では課題を伝えることもあります。
落ち着かない場面。
友だちとの関わり。
学習面で気になっていること。
でも、最初から課題に入ると、保護者は身構えてしまいます。
まずは、その子のよさを一つ伝える。
それだけで、「この先生はうちの子を見てくれている」と伝わります。
その土台があると、課題の話も自然に受け取ってもらいやすくなります。
まとめ
面談の空気は、最初の1分で決まります。
明日からできることは一つ。
子どものよかった場面を、付箋に1枚だけ書いてみてください。
小さなことで十分です。
その一枚が、保護者にとっては
「学校での我が子を知る大切な手がかり」になります。
課題を伝える前に、まず安心を届ける。
それが、信頼につながる面談の第一歩です。


